ジャパンパビリオン!IoTと視覚/触覚デバイス – 世界最大級のIT見本市・CeBIT – Day5 #cebit17
はじめに
世界最大級のIT見本市・CeBIT情報をいち早くお届けする、CeBITシリーズ。
このシリーズでは、いち早く皆さんに会場の様子をお届けします!
ここまでの CeBIT シリーズ
- [CeBIT2017] 5Gと自動運転 – 世界一のIT見本市・CeBIT #cebit17
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[CeBIT2017] ビッグデータと人工知能・エコロジー - 世界一のIT見本市・CeBIT - Day3 #cebit17
今日のポイント
本日は、ジャパン・パビリオンの様子を中心に、お届けします!
裸眼3D医療システム
金子製作所は、特別なメガネを掛けることなく、
裸眼で3D映像を見られるシステムを使ったシステムの展示をしていました。
その場に置いてあるオブジェを、カメラを使い、リアルタイムに3D映像として変換するモジュールを、同社は開発したそうです。
応用例として、手術等、医療現場での利用があるとのことです。
網膜にレーザー光を投射するグラス!
鮮明な映像を実現
メガネをかけると、左側にクッキリ鮮明な宇宙船の映像を見ることができました。
このグラスが通常のARグラスと違うところは、網膜に直接、レーザー光を投射するところです。
この仕組みにより、鮮明な画像を見ることができます。
更に仕組み上、視力の弱い方でも、メガネやコンタクトレンズを使うことなく、鮮明な画像を見ることができます。
安全性
網膜にレーザー光を投射すると聞き、安全性についてスタッフの方にお聞きしました。
弱いレーザー光を使っており、安全性は検証されているとのことでした。
擬似的な触覚を実現する靴!
この靴は、Cerevoが開発した、靴デバイスです。足の裏の触覚を刺激し、様々な場所を歩いているかのような錯覚を起こすことができます。
あたかも、砂漠、草原、水辺の上を歩いているように感じることができるといいます。
同社のリリース文によると、今年の秋に市場投入の予定だそうです。
IoT機器のデータ通信の仕組みを提供!ソラコムブースインタビュー
IoTは、Internet of Things(モノのインターネット)の略です。
様々なモノがインターネットに繋がり、その先でデータを収集・加工され、今までになかったサービスが提供される未来がすぐそこまで来ています。
そうした、IoT機器とデータを収集・加工する側をつなぐ経路に、ソラコムが提供する通信網があります。
同社が提供する、IoT通信のトータルソリューションをお聞きしてきました。
安全
IoTデバイスからは、ソラコムのSIMカードを使い、携帯電話通信網に飛んでいきます(日本では、NTTドコモの通信網)。
その先は、通信キャリアからAWSのデータセンターまで物理的な専用線が用意されています。
つまり、AWSのデータセンターまでは、すべてプライベートネットワークをデータが通過することになります。
IoTデータの暗号可など、負荷のかかる作業をIoT機器の側で行うことなく、プライベートなデータを安全に送ることができます。
データ加工が容易
仕組みとして、ソラコムのサービスとAWSが一体化しています。
大きな負荷なく、AWSで提供されている様々なサービスを使い、データを分析したり、加工したり、IoT機器を制御することができます。
安価
通信キャリアの中には、似た仕組みを提供しているところもありますが、ソラコムのものの方が、仕組み上はるかに安くなっているとのことです。
豊富な実用例
大手電機メーカーや、量販店、バス・タクシー会社等、様々なメーカーがソラコム社のIoTシステムを導入しています。
IoTに特化したこうした通信ソリューションは、とても貴重です。
インタビューに応じて頂き、ありがとうございます!
今日のランチ
今日のランチは、サラダ・プレッツェル、フルーツでした!
まとめ
ここまで、5日間、様々なブースを回ってきました。
IoT、そしてそれを取り巻く様々な技術について、その一端を垣間見る事ができました。
今日で、ドイツ・ハノーファーで行われてきたCeBIT2017は終了です。
リポートを御覧いただいたみなさん、ありがとうございました!
仲間を募集中!
クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています。